舞賀家パロ SJ 日曜日の巻+@.
今日の朝は静かだった。
休日だってこともあるだろうけど
今日はいつもの日曜
とはまた違って静かで。
俺が起きたのは9時30分を過ぎたころだった。
いちお高校生ではあるが、
さぶにぃみたいに部活に所属しているわけでもなく。
日曜は毎週暇な時間を過ごしている。
「しろ…?」
二段ベッドの下で寝ている
四郎に声をかけようとしたのだが、
「四郎いないじゃん…っ」
そこに彼の姿はなかった。
四郎はいちお俺の兄ではあるが
俺らは双子なので呼び捨てなわけなのだが。
それはさておき、朝食をすませようと
リビングへと足を運んだ。
リビングにはソファでコ-ヒ-飲みながら
新聞に目を通すじろにぃがいた。
「じろにぃおはよ」
「あっ五郎おはよう」
相変わらずの爽やかスマイル。
こんなにかっこいいじろにぃだけど
彼女を作る気がないらしい。
「四郎は?」
「一郎くんと一緒におでかけ」
「おでかけ?」
「うん。一郎くんが四郎に行くか?
って朝誘っててさ」
さぶにぃは部活だって言ってたし、
今はじろにぃと2人きり…か。
「じろにぃ朝ご飯食べた?」
「ううんまだ(笑)」
「何か作ろっか?」
「うんお願い」
冷蔵庫を確認するとベ-コンと卵が目に入ったので
ベ-シックではあるが、
ベ-コンエッグを作ることにした。
「ね、ね五郎ぉ」
「ん?」
「朝さ、(大学の)授業で使う資料探してたら
こんなもの出てきた」
じろにぃがニコニコしながら
白い本をこちらに差し出した。
「アルバム…?」
「そ。あとで見ようよ」
「え、いいけど…」
別に嫌じゃないけど、
じろにぃの謎の笑みを見てると不安でしかない。
朝食を済ませた後、食器を片付けていると
じろにぃが未だニコニコしながら
こちらを見ている。
「じろにぃ怖いよ…」
「え?」
俺の一言にきょとん顔のじろにぃ。
…もしや、無意識の笑み!?
それはそれで怖いのだが…
「はいはいっ五郎こっちおいで」
手招きするじろにぃだが、
俺はじろにぃの隣には座らず
少し離れた場所に腰を下ろした。
「五郎なんでそんな離れるの?」
それは、じろにぃが怖いからだなんて
言えるわけがなく、結局じろにぃに手を引かれ
隣に強制的に座らされ、
満足気なじろにぃはアルバムに手をかける。
1ペ-ジ目に貼られていた写真は
俺が小学生のときに家族皆で旅行に行ったときの写真だった。
「これさ千葉に旅行行ったじゃん?
そのときの写真の入ったアルバムみたいでさ」
千葉に行ったことを覚えてはいるが
そこまで鮮明に覚えているわけではない。
「鴨川シ-ワ-ルド行ったよね〜」
「そうなの?」
「そうだよ。ショ-見てさ、これがまた水しぶきすごくて(笑)」
「これは?」
次のペ-ジにあった写真を指すと
じろにぃがニヤリと笑う。
「このときの五郎たら可愛くてさあ…っ」
「え…」
「(ホテル)結構広い部屋で。いちおベッドが2つあったんだけど、
父さんだけベッドで俺ら5人は
雑魚寝しようってなってさ
だけど三郎と四郎が
普段布団だったせいか
ふかふかベッドをすごく気に入っちゃって
父さんと一緒に2人はベッドで寝ることになって。
俺と一郎くんと五郎の3人で雑魚寝になったの。」
ノンストップで話すじろにぃ。
コ-ヒ-を口にし、再び話し出す。
「一郎くんはすぐ寝ちゃったけど、
五郎ったら、慣れない場所でおどおどしてて
なかなか寝れなかったんだよね
でさ、ずっと隣の俺にさ
『じろにぃ起きてる?』って
聞いてくるんだけど、それがまた可愛くてっ」
「…全然覚えてない…」
「え-っ超可愛かったのにぃ」
「…で…じろにぃはどうしたの?」
「聞きたい?」
「いや、いいよ」
「遠慮しなくていいよ」
じろにぃが話したいだけなんじゃないか。
まあいいや。じろにぃ止めても無駄みたいだし。
「俺さ五郎が可愛いすぎるもんだから
つい無視しちゃって…//」
「最低じゃんか」
「五郎が可愛いすぎるのが悪いんだから」
なんていう兄…(苦笑)
「五郎さ応答がないから更に不安になっちゃったみたいで
最終的に俺に抱きついてきてさ…///」
「…それ本当の話?」
「本当本当!でさあ…その後さあ…」
「ただいまあ!」
バタバタと大きな足音を立て、
リビングに来るさぶにぃ。
「部活今日早く終わったんだよね〜
ひゃあ〜今日は暑かったあ〜」
そう言ってコップの水を一気に飲み干す。
「ぷはぁ〜っ…て、あれ?もしかしてこれってさ、
五郎がじろちゃんに抱きついたまま寝ちゃった旅行の写真?」
「そうそう(笑)」
「えぇっ!?俺…じろにぃに抱きついたまま寝てたの!?」
「そうだよ。ね?三郎?」
「うんっしろおと一緒に3人を起こしに行ったら、
爆睡の一郎兄ちゃんと、じろちゃんを抱きしめる五郎がいてさ〜」
「はあ!?何それ!?」
「それ以来…五郎から抱きついてくれることなくなっちゃったんだよね…」
「じろちゃん!俺が抱きついたあげるよっ!」
「五郎がいい」
「!?」
「俺は嫌だ!」
「何でよ-っ」
分かったよ
じろにぃは彼女を作らないんじゃなくて
作れないんだな…
fin.
日曜日だよ←
やることがない日曜日(`・з・´)
まあ来週プログラミング二級の検定だけどさ
全く勉強してないわ;
合格ラインが70だってのに
未だ過去問では50点代…
流石に検定前だから勉強するために
バイト休んだけどさあ…
そんな簡単にやる気出ないよ(`・д・)
いちお出された課題でもやるか…
う-んう-ん
そうだね-…
よし←
久しぶりに小説を書こう(笑)
初心に返ってっていうね(*^o^*)
確かにさこのブログ最初は
小説ばっか書いてた気がするねw
最近ね,見てて分かるかもしれないが
しょずんさんが好きだ!
なのでしょずんさんでいくとしよう!
ってことで書いた舞賀家パロでした.
いちお五郎くんsideでした.はい←
いちおのいちお,お母さんはいないんよ←
(以上長いどうでもいいあとがきでした)